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2021年12月10日
こんにちは。
今回も、前回に引き続きまして「めまいや耳なり、動悸に頭痛。季節による体調変化と食事の重要性」その、第三回目ということで、お話しをしていきたいと思います。
前回同様、その一や二を読んでいなくても分かる話ではありますので、単品として読んでいただくことも出来ます。
その一、または二を読んでいますと、幅の広がる話でもありますので、お時間のある方、興味持たれた方はそちらもあわせて見ていただけると良いかと思います。
では早速いきましょう。
東洋医学的な立ち位置から見る季節と食事、冬バージョンです。
冬は、東洋医学的に”寒邪”により血液や気の巡りが停滞し悪くなると言われています。ちなみに”寒邪”の状態では、一般的に関節痛や痺れ、神経痛、また、いわゆる肩こりや風邪の症状などが出やすくなるとされていますし、以前にも出た腎臓のお話でも取り上げましたが、腎臓も冬には働きが悪くなります。ちなみに、当院でも相談の多い耳なりや難聴、また不妊の一因なども、この腎が関連しています。
ですので、それらを日常生活で補っていきたいわけです。
当然、冷えに関連するものが多いですので、体を冷やさない方がよいのは言うまでもありません。お風呂でよく温まるのもよいでしょうし、カイロなどを活用するのも悪くありません。
ですが、それは皆様分かっておられることだと思います。健康に対する意識を高く持たれている方は、とっくの昔にそれくらいはやっているものでしょう。
せっかくですのでもう一歩踏み込んで考えてみましょう。
前回の記事でお話したことが、ここで活かせます。
夏によい食材、です。
今は、季節を問わず、様々な野菜や果物を一年間通して楽しめるようになりました。ですが、だからといって、冬場に夏野菜の生野菜のサラダなどを習慣的に食べている方、いませんか?体が冷えますから、ほどほどにして冬の食材を摂りませんか?
いわゆる腎臓を助ける食材には、
黒豆、黒きくらげ、トウモロコシ、くるみ、牡蠣、マッシュルーム、昆布、さやいんげん、イカ、しじみ、豚肉、羊肉、卵などが挙げられます。
また、にら、ピーマン、ネギ、かぼちゃ、えび、唐辛子、ニンニク、しょうがなどは体を温めるとされています。
これらを使った料理を意識的に取り入れることで、食からの良い影響を体に与えていくわけです。
余談ではありますが、前回、前々回でお話した中で、秋口の食事の話もしました。今回お話した腎臓に対し、秋に症状の出やすい肺は、腎臓を助けてくれる働きが実はあります。
ですから、冬の食材と共に秋の食材も、引き続き摂取されると相乗効果で良いですよ。
とはいえ、食事だけで全てが解決するわけでもありません。
では、どうすればいいのか。
整骨院フーニがあるじゃない!
というわけで、当院では自律神経系や更年期、不妊、メンタルヘルスなど、病院だけでは解決出来ない幅広い症状に対応し、施術を行っています。東洋医学と西洋医学の両方の目線で、体の不調にアプローチします。
ご自身、ご家族、お友達など、お悩みありましたらご相談いただければと思います。
ただ、他の整骨院さんや、整体など類似のサービス展開されているお店より、当院お時間いただきます。
しっかりご自身のお体と向き合って、お時間を自分のために作れる方に特におすすめです。
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2021年11月30日
こんにちは。
今回は前回に引き続き、「めまいや耳なり、動悸に頭痛。季節による体調変化と食事の重要性」その、第二回目ということで、話しをしていきたいと思います。その一を読んでいなくても分かる話ではありますので、こちら単品として読んでいただくことも出来ます。その一を読んでいますと、もう少し深味が出てくる話でもありますので、お時間のある方や、興味持たれた方はそちらも見ていただけると嬉しいです。
さて、東洋医学的な立ち位置から見る季節と食事ということですが、こちらは結構ご存知の方もいらっしゃるかなぁとは思います。
夏野菜なんか比較的有名ですよね。
某有名カレー専門店などでも、夏になると夏野菜のカレーなどが出てきますよね。きゅうりやトマトや茄子などがそうです。最も有名で非常に効果的という意味では、やはりゴーヤですね。
熱を下げてくれるような効果を持つので、暑い夏場にはもってこいの本当にいい食べ物です。
そして、季節は秋冬になっていくわけですが、そうすると今度はまず、乾燥がやってきます。
実際、もともと耳鼻科領域での不安をお持ちの方は、この秋口から要注意になります。乾燥により鼻や喉にダメージが入りやすくなるためです。食べ物は、夏は、上に鮮やかに出ているものが多いイメージですが、秋からは根っこの食べ物が増えて来ます。山芋や大根、蓮根などが代表的です。ねぎやピーナッツなども良いとされていますし、お魚のサバなども良いでしょう。ゴマは秋冬にかけては通じて良いです。厳密には、秋は白ごま冬は黒ごまと分けられるのですが、まあ手間なので秋冬はごま!でよいのではないでしょうか。
手間なので、と今私は言いましたが、これは単に怠慢というわけではないんですよ?(言い訳ぽく聞こえますが)
人間、手間が本当に苦手な生き物です。
良いと分かっていても、手間だと出来なくなるのです。
日常に押されて、やらない理由を探り始めるものです。
なので、手間なのはルーチン化が出来てきてから!
少しずつやっていくのが、長く続けていく上でのポイントだと私は考えています。
ですので、白黒個別にゴマを購入し、ご自宅で各々好みの分量でミックス状態で保存するなどもありかなと思います。
白ごまと黒ごまを厳密に、味で使い分けておられる方にはオススメ出来ませんので、その際はお手数ですが別々の容器で、料理に応じてお使いいただければと思います。
今回は、夏と秋の食材を簡単にではありますが列挙してみました。ごまの使い方などは少しライフハック的な感じで受け取っていただければと思います。
次回は、冬の食材です。
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2021年11月24日
こんにちは。
いよいよ本格的に冬らしくなって来ました。とは言え、半世紀ほど前までは福岡県でも11月に降雪があったと聞きます。そこからすると、まだまだ日中は冷え込みを感じることはなく、少しの暖かさを肌に覚えますから、”冬らしさ”なんていうのも時代によって変わってくる絶対的ではないものなのかな~などと思っています今日この頃。皆様いかがお過ごしですか。
この何回か、当ブログの中では季節と内臓の関連性について、東洋医学的方向からわたしなりに噛み砕いて、体験をもとにお話させていただきました。
今回も、引き続き同様のアプローチでお話進めていきたいと思います。本日は、前回の最後でも少し触れましたように、季節と食べ物についてです。
季節には春夏秋冬があります。
内臓には五臓六腑があるわけですが、それぞれの臓器が季節の得手不得手があります。
そして、私たち人間は毎日食事を取ります。
人それぞれ摂取回数は異なることもありますが、一般的に日本人であれば1日3食が多数でしょうか。
また、先生によっては2回で、なんなら1回でもよいですよ~という医師もいらっしゃいます。とはいえ、だいたいは3食決まった時間にほどよく、バランスよく食べて下さいと指導されているのではないでしょうか。
わたしもそちらの考え方ですね。
健康状態によって調整は必要ですが、医師により食事に制限がつけられていない限りは3食が基本だと考えます。
さて、そのように多くの方々が毎日ほぼ3回、毎日欠かさず365日行っていることが他にあるでしょうか。
おトイレくらいでは?
さすがに、真偽はともかく情報の溢れかえった現代において、”たかが食事”と考えている人、いないとは言いませんが極まれだと思います。
ですが、頭では大切だとわかっているのですが、どうでしょう。
おろそかになってはいないですか?
偏った食事内容になっていませんか?
不規則な時間に摂取してはいませんか?
そして、季節にあった食物、きちんと取れていないのではないでしょうか?
いわゆる倦怠感や頭痛、めまいやふらつき、耳鳴り、動悸や喉の詰まり、強い不快感をともなうむくみ、胸のつかえ、目の奥の痛み(眼精疲労)、吐き気、腹痛、人によっては季節によってのみ痛くなる頭痛、腰痛、膝痛など、あげればキリがありません。
はたして1日3回365日。
一年で1095回。
間食も含めたら、ゆうに1200回を越えそうな食事。
これらが、内臓や脳に影響を与える出来事に対して、無関係でいられるでしょうか?
ただただ、おすすめされる栄養素の高い食事を機械的に食べるのではなく、そこに”季節”を意識してはみませんか?
そこで東洋医学の見方から意識をしていくと、”今”取るとよい食べ物が見えてきます。
具体的な食材については、他様々なブログなどでも紹介はされているのでそちらで……とはいかないので、次回、具体的な食材などにも軽く触れていきます。
当院では、自律神経から内臓型に及ぶ症状を専門的にみています。
筋肉と骨を主軸に置く西洋医学も基本として踏襲しつつ、そこに現代日本人に適した東洋医学ベースの理論や施術を多数取り入れた独自の方法により、様々な体調不良や予後不良に対応しています。その補助として、スーパーライザーという機械による交感神経と副交感神経のバランス取りも行っています。(あくまで補助であり、これだけしていれば自律神経よくなる!という単純なものではありません)
また、食事の取り方や日々の過ごし方などの指導も、適宜行っています。
ご相談など、お気軽にどうぞ。