椎間板ヘルニアと診断されました。手術をすすめられているが迷っています。

腰椎椎間板ヘルニア

そう診断されて治療中、もしくは手術を考えている、または術後である。

結構当てはまる方、多いんじゃないでしょうか。自分自身はもとより、ご家族やご友人、大切な方などなど。中年以降に多そうなイメージですが、中には中学生でも悩まされている方がいるくらい、とてもメジャーな腰痛の原因となりました。

ヘルニアがどういう原理で痛んでいるか、などはもう、様々なところで解説されていますし、患者さんも医師からの説明などで知っていると思いますので、ここでは割愛します。

さて、そのヘルニアの治療なのですが。

ヘルニアを患っている患者さんから聞くお話では、手術をしてからスッカリ良くなった!という方と、まったく変わらず、こんなことなら手術しなければ良かった!という方、真逆の感想が返ってくることが本当に多いです。

色々な体の悩み、うかがう機会が多いですが、ヘルニアに関してはこの温度差は本当にすごいです。

なぜこんなことが起こるのか不思議に思いませんか?

理屈としては、自律神経系のめまい、耳なり、不眠症などとは逆のパターンに思います。めまい、耳鳴り、ふらふら、くらくらなど人によって感じ方は様々ですが、それらの症状の場合、病院で検査をするも特定の原因が見つからずに時間ばかりが経過しているパターンが多くあります。

ヘルニアの場合はどうか。

原因は検査ですぐに判明しています。X線で写りますので、間違いなくヘルニアがある場合は判明します。ですが、何故か予後が良くない、というパターンが多いです。

さあこの場合、何が起きてるのか。ということです。

あんまり深く考えると、物事かえって難しくなることはありすが、原因がわかっているのに予後が悪いヘルニアについても同様のことが言えます。

ようは、「痛み、痺れの原因がヘルニアではなく別に存在する」

これが一番シンプルで自然、しっくりくるでしょう。

なので、手術でヘルニアを除去しても症状があまり変わらない、ということが起きるわけです。

そこを掘り下げて診ていくと、見えてきます。

当院では、腹圧の調整や筋膜の調整などなどで治療してます。

ずっとヘルニアで痺れがあり、色々ためしたが変化なしで諦めて受け入れるしかないと思っていました、という患者さんも、経過良好ですよ。数年間もずっとあるものが変わるので、だいたい皆さん驚くとともに、体って不思議だねーとおっしゃいます。

今回は、ちょっと自律神経の話しから少しはずれましたが、自律神経系以外の痛みの治療なども、普通に行っています。

あまり状態が芳しくなくお困りの方は、是非一度診せていただければ全力でお力添えさせていただきます。

それでは、今回はこの辺で。

当院へのアクセス情報

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