脳の一部である視床下部は、内臓の働きや体温調節、血圧、心拍数、摂食や飲水行動、性行動、睡眠、子宮筋収縮、乳腺分泌などの本能行動や喜怒哀楽といった情動行動の調節、さらにはホルモン(内分泌系)の中枢をも担っている機関です。
当院が取り入れている光治療は、その自律神経系の中枢である視床下部の血流量が増加することで知られています。
そのため、自律神経症状のみならず、視床下部が司る免疫系、内分泌系、精神系(パニック障害など)の症状など、様々な症状の改善が報告されています。
全国の大学病院の各科でも有用性が認められている、無痛かつ※無侵襲の安全な治療法です。
また最近では、当院でも行っている妊活や、美容形成外科などでも使用され注目されています。
当院では、この光治療との相乗効果で成果を高めることを目的とし、東洋医学的観点をミックスした痛みのない、※無侵襲の安全な施術、療法を行っています。
※無侵襲・・・侵襲しない。侵襲とは、「病気」「怪我」だけでなく「手術」「医療処置」のような、「生体を傷つけること」すべてを指す。 病態であれその治療であれ、侵襲に対する生体の反応は同じである。(Wikipedia)
もともと、この治療は注射によって行われて来ました。今でも注射での治療は現役で活躍しており、「星状神経節ブロック(注射)」と呼ばれています。
主にペインクリニックでは、次のような疾患の治療に用いています。
支配領域
帯状疱疹・反射性交感神経萎縮症(カウザルギー、幻肢痛、断端痛)
頭部疾患
頭痛(片頭痛、筋収縮性頭痛、群発頭痛、側頭動脈炎)、脳血管萎縮、脳血栓、脳梗塞、円形脱毛症
顔面疾患
末梢顔面神経麻痺(ベル麻痺、ハント症候群、外傷性顔面神経麻痺)、顔面痛(非定型顔面痛、咀嚼筋症候群、顎関節症)
眼疾患
網膜血管閉塞症、網膜色素変性症、視神経炎、角膜潰瘍、緑内障、アレルギー性結膜炎、飛蚊症、眼精疲労
耳鼻科疾患
アレルギー性鼻炎、急性・慢性副鼻腔炎、突発性難聴、メニエール病、鼻閉症、扁桃炎、耳鳴り、咽喉頭異常感染症、嗅覚障害、花粉症
口腔疾患
抜歯後痛、舌痛症、潰瘍性口内炎
上肢疾患
上肢血行障害(レイノー病、レイノー症候群、急性動脈閉塞症、バージャー病)、術後性浮腫(乳房切断後症候群)、骨折、テニス肘、腱鞘炎、頚椎症、腕神経ニューロパチー、強皮症、関節炎、多汗症、凍傷、凍瘡、肩こり
心臓疾患
心筋梗塞、狭心症、洞性頻脈
呼吸器疾患
慢性気管支炎、肺塞栓、小児喘息
その他
痔核、便秘、不眠症、冷え性、自律神経失調症
「ペインクリニック 神経ブロック法」若杉文吉監修より
以上のように星状神経節ブロック療法には、非常に数多くの適応症があり有効な治療法です。
しかし、ペインクリニック科の熟練した専門医でないと施工しにくい点がネックとなります。
これに対して、当院で行っている光療法は、安全で無痛、無侵襲で、なおかつ簡便に施工できるというメリットがあり、神経ブロック注射の約70%の効果を得ることが出来ます。
今では、ペインクリニック科以外の医科でも星状神経節ブロック照射の有用性が認められ、高く評価されています。
実に幅広い適応範囲をもつ当院の光治療ですが、男性はもちろん、女性の大変強い味方です。
職場やプライベートのストレス由来の不調、自律神経失調症、パニック障害、妊活、女性ホルモンの安定化による酷い生理痛の改善、そこからの恩恵によるスキンケアなど
女性の健康、美容の根底中の根底を整えます。
なぜ!そんなに幅広い適応が可能なのか。
ご興味ありませんか?