悪くならないための治療を手間を惜しまずやるべし。痛み止め的治療は、うちではやりません。その2

こんにちは。

まだまだ非常に寒暖差のある毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

わたしは元々自律神経系の症状が出やすいため、なおかつアレルギー持ちであるため、しっかり少し暮らし辛くなっております(笑)

ですが、自分でも出来ることをやっていっておりますので、以前よりは安定しました。

 

さて、前回の続きになります。

今回の記事からご覧になっている方は、http://seikotsuin-funi.net/archives/1136こちらの記事の続きとなりますので、こちらも合わせてご覧頂けるとさいわいです。

痛み止めのお薬は偉大なお薬だと思うんです。

本当にどうしようもないときのありがたみといったらありません。ですが、忘れてはならないのは、”痛みを止めている”のであって、それ自体は改善を主目的しているものではない、ということです。都合上、割愛に割愛を重ねた挙げ句、雑な説明で心苦しいですね。

A(場)がB(原因)によってC(結果)になっているから痛くなっているので、Aに悪さをしているBを退治してCを改善し治しましょう、といった理合いが、いわゆる”治療”にあたるものだと思うんです。これにはいくつか、過程やアプローチのやや異なる派生したバージョンがあり、西洋医学に基づくバージョンや、東洋医学に基づくバージョンなどがあります。それらが比較的分かりやすいですし馴染み深いと思います。あまり馴染みを感じないのですが?思われた方、それは私の説明が下手だからですので、お気になさらないで下さい。あなたは悪くないです。すみません。

話を戻します。

この場合ですが、AとBは同じではないというのが重要です。AとCはほぼ同じといってもよいかもしれません。ですが、これも状況によってやや異なります。そして、Cを変えるだけならば、BではなくAを操作するこもでも変わります。その場合、多くは一時的に、です。これは悪いことではないです。患者さんが何を望んでいるかによるところもあります。

勘の良い方はお分かりかもしれませんが、細部はことなるもののの、何かの構造に似ていますよね。

そうです、痛み止めの話に似ていますね。

とりあえずその時の痛み(代表例として痛みと表現していますが、これはめまい、耳鳴り、ふらつき、倦怠感、不眠、鬱っぼい症状、腹痛、喉のしまりなどなども当然、同じです)が収まればよい、というのであれば痛み止め的な手法は正解であり悪ではないですからね。これらは、時間や手間暇が非常にかからず、患者さんにとって”日常を変える”という負担が少ないのも大きな利点です。逆に、わたしが行っているアプローチというのは、非常に手間暇がかかります。それは術者であるわたしもですが、何より患者さん本人にとっても、ですね。

なので、その手間暇をしっかりとかけられる方、そこへかける労力はのちの自分のためになるので惜しまない、といった考えの方は、わたしのやり方はスッと入ってくるのではないかと思います。

全ての症状ではないですが、いわゆる自律神経的な症状、更年期的な症状の場合、わたしは当院のやり方やアプローチが中長期的に見ても、自身に残る健康の財産として、適したやり方だという考えのもと、日々取り組んでいる次第ですね。

いつもより長くなってしまいました。

うんちくを言い出すと長くなるのがクセのようです。

今回はこのへんで!

 

※あくまで当院での考えです。色んな方面からアプローチする様々な先生方いらっしゃいますし、それぞれが最も良かれと思う理論で精進、活動されていらっしゃいますので、それらを否定するものではありません。

 

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