『後遺症とは、病気・怪我など急性期症状が治癒した後も、機能障害などの症状や傷痕が残ること。』
Wikipediaより引用
こんにちは。今日は、冒頭でも述べた”後遺症”について、少し触れたいと思います。
大きな怪我や病気、そしてそこからの手術。
一命は取り留めたものの、様々な形で後遺症が遺ることが多々あります。
その多くは、時間経過と供に軽減はしていくと言われています。しかし、程度により差はあるものの、なんらかの症状が数年、あるいは十数年に渡り残り、今も心身の苦痛に苛まれ続ける方も少なくありません。
症状の軽減が遅々として進まず、ともすれば停滞、固定されてしまい、「あれだけのことにあったんだから、これも仕方ない。これでもラッキーな方だ」と諦めてしまった。
周囲のお話から耳にすることもありますが、患者さん本人から直接、もしくは患者さんの親族やご友人にそのような方がいて苦しんでいる、といった具合に間接的に伺うことが多くあります。
とてももったいないと、思うのです。
本人の気持ちが、意思が、何より優先される現代です。医療現場に置いても、自己決定権は重要視されています。
当然、わたしもそう思います。
ですが、それはやはり関わるもの全てと可能な限り話し合い、その上で本人が納得し、決断するものであるべきです。
そして、その決断をしての現状であることも承知しております。
ですが、やはりもったいないと思うのです。
当院では、後遺症と言われる、言われた症状を、これまで何件もみさせていただきました。
その中で、正直当院ではあまりお力になれなかったことも確かにあります。
しかし、多くはビクともしなかった現状より改善がみられ、生活が楽になったとありがたい感想をいただきます。
中には、ほぼ症状が無くなった方もいらっしゃいます。
後遺症とは、なんなのでしょうね。
わたしは、経年の中での変化もあると考えています。
例えば、十数年前にお医者様から、○○のようなものが後遺症のように残りますよ、と診断されたとします。
しかし、それからが時間経過とともに、その当時診断された状況とは変わっていることもあるのです。
また、西洋医学的な見解と東洋医学的な見解の違いや差、得手不得手によって、もしかしたら改善の余地を残している可能性も多くあるのです。
もし、まだ何とかなるなら何とかなるしたい、そんなお気持ちが残っているのだとしたら、少しだけその気持ちを当院へ分けていただけませんか?
絶対とは言いません、言えるわけもありません。
ですが、その”後遺症”
変わる可能性だって、まだあるんですから。
まずは、一度見せて頂けたらと思います。