コロナ禍や社会情勢の不安。それは後遺症ですか?心的ストレスによるものですか?

こんにちは、早いもので3月11日です。

未曽有の被害をもたらした東日本大震災から11年になります。もう、11年。まだ、11年。人それぞれに思いがあると思います。防災意識を再認識し、もしもの際には最大限自分の命を、大切な人の命を守れるよう、思いを新たにする1日にしたいですね。

巷では、まだまだ新型コロナウイルス感染症も収束仕切れず、新たな変異株も発見されるなど、不安な毎日が続いています。

世界では、ロシアによるウクライナの侵攻が連日行われ、報道されています。

本当にこの二年は、不安定な情勢続きで鬱々とした気分になりますね。

我々人間にとって、メンタルのダメージがいかに大きいものかを思い知らされた、思い知らされ続けている二年でもあります。

 

近頃、コロナ感染後の後遺症、もしくは濃厚接触認定による隔離からの体調不良を頻繁に耳にします。コロナウイルス感染後の後遺症については、どういう機序でそれが起きているのか、まだ全容が判明しているわけではありませんから、めったなことは言えません。しかしながら、今分かっている範囲内でも、自律神経の症状と真剣に向き合ってきた当院が思う節は幾つかあります。

濃厚接触認定による隔離からの体調不良は、少なくない割合でストレスや生活環境、生活動作、生活リズムの急な変化による自律神経系症状が多く見られます。これは本当に多いです。

そんな中での世界情勢の不安定化というのは、実は遠いようでいて影響力のあるものです。もちろん、個人差は大変大きくあるでしょうが、少なくとも、それ以前にギリギリもしくは既に少し患い自律神経系の自覚症状が出始めていた方にとっては、悪化の引き金になるには十分です。

そういったわけで、今回はコロナ関連のいわゆる”後遺症”について、簡単にではありますが感じたことをありのままに綴ってみました。それは違う、そんなことはない、と思われる方もいらっしゃるでしょうし、同意をくださる医療従事者の方もいらっしゃるかもしれません。

あくまで、これは私個人の所見であり感想ですので、そこはご理解いただければと思います。

 

ここまで読みまして、思い当たる節のある方は是非ご相談下さい。当院で行う検査などで、少しでも体調の向上に寄与出来そうであればお伝えいたしますし、逆にお力になれそうにない場合も正直にお伝え致します。

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